出会いを求める上で「この人と仲良くなりたい!」と、思える人との出会いは大変貴重です。
幸いにもそんな素敵な彼と出会えたのならば、このチャンスを逃がすまいとお近づきになりたいですよね。
しかし、異性に限らず初対面の人との会話は緊張もあり、うまく話すのは大変難しいものです。
さらに、仲良くなりたいと願う異性ならば、なおさら意識しすぎてしまう可愛らしい女性も多いことかと思います。
今回はそんな女性のために、初対面の異性と距離を近づけるための、ちょっとした会話の5つのテクニックをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
会話テク⑴基本は笑顔!リアクションは2割増を意識する

まず、あたりまえのことですが笑顔は基本中の基本です。
誰しも自分の話を笑顔で聞いてくれる人、もしくは笑顔で自分に話しかけてくれる人には好感を抱きますよね。
口角をややあげて、優しそうにほほえんだ状態を基本にするとよいでしょう。
また、話の内容によっては驚いたり、笑ったり、感心したり、喜怒哀楽の表現は豊かでいることも心がけてください。
表情がコロコロかわり、きちんとリアクションをしてくれる女性は、同性からみても可愛気があり、素直そうな印象を受けますよね。
また、話している方も相手がリアクションをとってくれると、「ちゃんと聞いてくれているんだな」とわかりやすく感じられ、話すことが楽しくなっていきます。
もちろん、やりすぎによるオーバーリアクションは品がないので、普段より2割増しぐらいで意識するとよいでしょう。
イメージとしては、スタジオでコメントを求められたときの女子アナウンサーのような、品も保ちつつほどよいリアクションが理想です。
会話テク⑵相手の目をちゃんと見る
会話をするときは、相手の目はしっかり見ましょう。
恥ずかしがって目をあまり見ない女性も稀にいますが、見つめることは非常に重要です。
このとき、たまに相手の黒目をジッと見るようにすると、焦点が定まって「すごく見つめられている」感が強くなります。
ただし、ずっと黒目をみていると威圧感があるので注意は必要ですが、ドキッとさせたい時や話を聞いてる最中で、「あなたに興味があります!」というここぞのアピールとして活用すると効果的です。
なお、黒目に限らず見つめすぎは相手に不快感を与えてしまうので、10秒内に1回はあえて視線をそらすことも忘れずにはさみましょう。
おすすめのそらし方は、やや伏し目がちにそらしたり、テーブルの飲み物をチラッとみてから、パッとまた相手に視線を戻すやり方です。
伏し目からの視線戻しは、やられてみると少しドキッとするので、たまに挟んでみると効果的でしょう。
逆にNGなのは、相手の髪型や服装や装飾品などを、じろじろ見ることです。
敏感な男性からすると値踏みされていると捉えられてしまうので、会話の途中では絶対にやめましょう。
それでもどうしても気になるという方は、視線をはずすときにチラッとみるか、彼が後ろをむいてる時など、バレないようにチェックするのがマナーです。
会話テク⑶ミラーリング効果を利用して親近感を持たせる

ミラーリング効果、またはミラー効果というのをご存知でしょうか。
これは、相手と同調することで親近感をわかせる心理効果です。
例えば会話の途中で相手がグラスを持ったとき、自分も合わせてグラスを持つなど、鏡のような行動や言動をとることをミラーリングといいます。
仲のいい友達との食事で、飲み物を飲むタイミングが自然とかぶることはありませんか?
それも、親近感や好感を持つ相手に無意識で同調するため、起こると考えられています。
ただ、意識的に相手のマネをするのはやや不自然なので、おすすめは会話でミラーリング効果をねらうという方法です。
例えば下記のような会話があるとします。
彼「イタリア料理が好きで、特にパスタには目がないんだよ」
あなた「私もパスタ大好きで目がないんだよね!イタリア料理美味しいよね」
この返しには3つのミラーリングが隠されています。
- パスタが好きという嗜好の同調
- パスタ、イタリア料理という単語合わせ
- 「目がないんだよ」の復唱
嘘をつく必要はありませんが、趣味嗜好や考え方ですこしでも似ていると思ったものは、すかさず同調してミラーリングしましょう。
また、パスタはスパゲッティ、イタリア料理はイタリアンなど、別の呼び方でも会話はできますが、彼の選んだ呼称にあわせるのも意識してください。
さらに不自然にならない程度にオウム返しのように話せると、なおよいでしょう。
些細なことですが、人は共通点の多い他人に好感をもちやすいので、心理効果もうまく味方につけられれば、彼との距離もまたひとつ縮みやすくなるので是非うまく取り入れてみてください。
会話テク⑷話し上手な彼には、丁寧な相槌と具体的な質問
人それぞれ話し上手だったり、聞き上手だったりパターンがありますが、話し上手な彼の場合は相槌を丁寧に打つことを心がけましょう。
具体的には「へぇ~」「そうなんだ」「うん」など、ちょっとした一言をはさむだけです。
なお、相槌をうつときはしっかり相手の目を見るようにしましょう。
目をそらした状態での相槌は、そっけなくて興味がないように思われてしまうので絶対NGです。
また、相槌は言葉だけでなく表情や動きでもあらわします。
少し驚いた表情や笑顔を交えつつ、首を縦にふるなどをしながら「あなたの話しに興味があるし、とても楽しい!」という雰囲気をかもし出すのです。
誰しも自分の話を真剣に聞いてくれて、笑ったり驚いたりしてくれたら嬉しく感じますよね。
彼にもそう思ってもらえるように、意識したリアクションをとってください。
そして、要所要所で会話をさらに掘り下げるような質問を入れるとさらに効果的です。
例えば、彼が「サッカー観戦が好き」ということをにおわせたとしましょう。
そうしたらすかさず「どこのサッカーチームが好きなの?」や「どこのスタジアムによく行くの?」など、具体的な質問を入れるのです。
会話の広がり方によっては、次のデートにつながるきっかけになりそうなことや、前述したミラー効果に使えそうな共通項が発見できる場合があります。
そうなれば大変チャンスなので、積極的に会話を広げましょう。
質問内容は自分が詳しいものでももちろん良いですが、全く知らない事柄でも大丈夫です。
むしろ、知らないことを彼に教えてもらおうという姿勢で、熱心に聞こうとする姿は可愛らしくうつります。
話し上手な彼が、気持ちよく楽しく話し続けてくれるような、そんな雰囲気づくりを心がけましょう。
会話テク⑸聞き上手な彼には、自分の話と二択の質問を半々に

前項とは反対に、聞き上手な彼ならばあなたが会話をリードしてあげましょう。
ポイントは、自分の話ばかりしないことです。
女性でも男性でも、自分の話ばかりをして、人の話題もすぐに自分の話にすりかえる人は嫌悪感をあたえますよね。
特に聞き上手な人と会話をしていると、ついつい気持ちよくなって自分のことばかり話してしまいがちですが、彼にも質問をすることを心がけましょう。
例えば「私は犬を飼っていて、特にトイプードルが好きなんだ。あなたは犬と猫ならどっちが好き?」と、自分の話をきっかけに相手にも質問をするのです。
なお、質問をするときも「犬好き?」と聞いてもよいですが、YESかNOの質問だとNOの場合ミラーリング効果が狙いにくいので、あえて二択にするのがおすすめです。
先ほどの会話なら「犬と猫ならどっちが好き?」と、選択肢を提示してあげれば、話下手な彼でも答えやすくなりますし、あえて二択にすることで「犬のほうが好き」と返されれば「同じだね。嬉しい!」と自然に同調できます。
逆に「猫のほうが好き」と言われても、「猫もかわいいよね!私も好き!」と、結局どちらの答えでも明るく同調できるので、ミラーリングがしやすいのです。
「犬も猫も苦手かな」と答えられたら、また新たに「じゃあ、大きい動物と小さい動物ならどっちが好き?」など、なんでもいいのでさらに質問を広げてあげてください。
二択にするときのコツは、あまり悩む必要のない簡単なものを提示することです。
そこから共通項をさがしていき、あなたの話を交えながらどんどん会話を広げていきましょう。
このとき、会話を楽しんでいる雰囲気がちゃんと彼にも伝わるよう、笑顔で身ぶり手ぶりを交えながら話してあげるとより効果的です。
会話の上達は実践の積み重ねから
ここまで、5つの会話のテクニックをお伝えしました。ですが、すぐに全部をしようと思っても、頭が混乱してしまいますよね?大事なその日にこれらを実践するためには、場数を踏むことがとても大切です。
会話は人と人とがかかわるうえで、最重要のコミュニケーションツールです。
会話のながれ次第で、関係性はよくも悪くも大きくかわっていきます。
まずはできるものだけでも構いませんので、ご紹介したポイントを意識しながらうまく活用してみてください。
今回は気になる異性を対象としましたが、基本的なやり方は仲良くなりたい相手全般にも応用できるので、さまざまなシーンでも使ってみてください。
ただし、ミラーリング効果や相手を見つめる行為など、やりすぎるとあざとくなりがちなので、使用頻度の塩梅は相手のリアクションや空気感をみながら、自分なりの会話スキルを身につけていきましょう。
上記のことをいつも意識していると、どんどん身につき、いずれ、意識しなくてもスムーズに実践できるようになります。
話が弾んでついつい長居してしまったり、あっという間に時間がたっていたり、「この人といると居心地がいいな。仲良くなりたいな」と彼に思わせたらしめたものです。
いざ、婚活の場で「この人は本命だ!」という時に焦らないように、たくさん初対面の人と会って、訓練を積んでいきましょう。